日本ハム・有原も来オフメジャー挑戦直訴 西川に続きポスティング要望

[ 2019年12月5日 05:30 ]

会見後、来季は1番になると1の数字のバルーンと最多勝を祝ったくす玉を持ってポーズする有原(撮影・高橋茂夫)
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 今季最多勝を獲得した日本ハムの有原航平投手(27)が4日、早ければ来オフにポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦することを球団に要望したと明かした。札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7500万円増の年俸1億4500万円で更改。最短で23年に海外FA権を取得する右腕は「入団時から(メジャーへの)思いは持っていた。今年こういう成績を残せて、来年しっかりとした成績が残せれば挑戦したいという思いは伝えさせてもらった」と語った。

 元同僚で2歳下の大谷が17年オフに同制度を利用してエンゼルスに移籍した。「一緒にやっていた選手がああやって活躍するのは刺激になる」。夢は現実的な目標になった。5年目の今季は自己最多の15勝を挙げるなど成績も伴い、チームでは同い年の西川に続く今オフ2人目のメジャー直訴となった。吉村浩GMは入団時から将来的なメジャー移籍の希望は聞いていたとし「契約更改交渉では初めて。来年のチーム状況、彼自身の成績はしっかり見ていかないと。無条件ではない」と話した。(東尾 洋樹)

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