DeNA 今永、ほぼ倍増の年俸1億3600万円でサイン 来季は「チーム背負っていく」15勝以上目標

[ 2019年12月5日 10:48 ]

契約更改を終え来季の抱負を色紙に書いたDeNA・今永(撮影・郡司 修)
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 DeNA・今永昇太投手(26)が5日、神奈川県横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸6700万円からほぼ倍増の年俸1億3600万円(推定)で更改。プロ4年目にしての1億円突破に、来季はチームを背負っていく強い覚悟を口にした。

 「ルーキーのころはまさか1億円プレーヤーになれるとは思ってなかった。うれしい気持ちもあるけど、チームを背負っていかないといけない。筒香さんもメジャーに行く。チームを代表する選手になりたい」。チームの顔だった筒香のメジャー挑戦もあって“ポスト筒香”への思いを強くし、来季の目標も15勝以上を掲げた。

 今季の今永はキャリアハイの13勝。11月のプレミア12でも侍ジャパンの先発の柱として活躍し、来年の東京五輪では侍ジャパンの左のエースに期待されてもいる。それでも、今永に浮かれた様子は全くない。球団から「1年だけでなく、3年4年と活躍してくれ」と注文を受けた。今季は優勝争いの9月に1勝しかできなかったことを反省。「そこを何とかできていたらチームの順位も変わっていたかもしれない。(優勝争いの)8、9月に勝てるように精神力、技術を磨きたい」。そう力強く話すと、来季の開幕投手にも強い意欲をのぞかせた。

 チームを背負い、侍ジャパンでも――。最後に今永は、来季の抱負に「優勝」と色紙に書き込んだ。2020年はリーグ優勝、そして金メダルをその左腕でもたらせる。

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2019年12月5日のニュース