立浪氏の殿堂入り祝う会に500人 登場曲歌う中村あゆみが熱唱「辛かった思い出が多いのでウルウル」

[ 2019年12月5日 19:18 ]

<立浪和義殿堂入りを祝う会>現役時代に登場曲にしていた中村あゆみ(左)の「翼の折れたエンジェル」を聞く立浪氏(撮影・椎名 航)
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 今年1月に野球殿堂入りした立浪和義氏(50)を祝う会が5日、名古屋市内のホテルで行われ、張本勲氏(本紙評論家)、PL学園の同級生、片岡篤史氏、野村弘樹氏ら約500人が出席。立浪氏は「野球殿堂入りという夢のような話。皆様の支援があって、このような名誉をいただいた。感謝の一言しかありません」と喜んだ。

 立浪氏はPL学園で87年に甲子園春夏連覇を達成。翌88年に中日にドラフト1位で入団。引退までの22年間で歴代8位の通算2480安打を放ち「ミスター・ドラゴンズ」と呼ばれた。

 立浪氏はプロ入り時から使い続けた登場曲「翼の折れたエンジェル」をBGMに入場。「高校1年の苦しかった時代に寮で流れていた歌。プロに入り“初心を忘れないように”と使わせていただいた」と懐かしい曲に合わせて登壇。

 すると、同曲を歌うシンガーソングライター・中村あゆみがサプライズゲストとして会場後方から突如現れ、生歌を披露。会場の手拍子に乗って立浪氏に向けて熱唱した。立浪氏は「もう、たまりません。辛かった思い出が多いのでウルウルきました」と感激しきり。

 意外にも両者は初対面で、中村あゆみは「ずっと登場曲にしていただいていると聞いていました。歌手冥利に尽きます。立浪さんの人生に寄り添えた。これからも野球界のために頑張ってください」と改めてエールを送った。

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2019年12月5日のニュース