強力打線1点止まり…日本生命「何もさせてもらえないまま終わった」

[ 2019年11月4日 18:52 ]

第45回社会人野球日本選手権 決勝   大阪ガス4―1日本生命 ( 2019年11月4日    京セラD )

<日本生命・大阪ガス>2回、2点を失って悔し気な表情を浮かべる日本生命・本田(撮影・北條 貴史)
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 日本生命は4大会ぶり4度目の頂点に目前まで迫ったが、あと一歩、届かなかった。

 大一番の先発マウンドを託された本田が2回2死一、三塁から松谷、宮崎に2者連続適時打を浴び、2回2失点で降板。3回から登板の2番手・高橋拓も大阪ガス打線の勢いを止められず、2回1失点でマウンドを5回から3番手・阿部に譲った。その阿部も6回に1点を失うなど、相手打線の勢いを寸断することはできなかった。

 準決勝までの4試合で23得点、チーム打率・336を誇った強力打線も、相手先発・阪本の前に凡打の山を築かされた。4回に皆川の適時打で1点を返したが、得点圏に走者を進めた5回2死満塁、6回2死一、二塁の好機であと一本が出ず、1得点どまり。完投を許した。

 敗戦後の十河監督は開口一番、「何もさせてもらえないまま、終わった感じです」と振り返り、来年へ向けて「あまり作戦が使えないような展開になった時に、いかに引っ繰り返せるかが課題」と前を向いた。

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2019年11月4日のニュース