中日 福田にFA交渉解禁即日アタック!金銭面より「必要戦力」熱意伝えた

[ 2019年11月4日 05:30 ]

ソフトバンクからFA権を行使した福田
Photo By スポニチ

 中日も、西武に続き交渉解禁日に即日アタックしていたことが分かった。福岡市内で水面下で交渉に当たった加藤宏幸球団代表は「有意義な話し合いができた」と充実感をにじませた。

 3年を超える長期契約を提示したとみられるが「条件的なものはそこまで強調していない。うちのチームの現状を説明した」と必要戦力であるとする理由を熱弁した。63盗塁はリーグ4位、90本塁打は12球団最少。俊足に長打力も併せ持つ福田はチームのニーズにマッチしており、与田監督も「脚もあるし長打力もある」と魅力を語っている。

 チームは今季、左翼を固定できなかっただけでなく、右翼・平田を故障で欠いた際には選手層の薄さが露呈。ソフトバンクでは代走や守備固めなど途中出場が多かった福田だが、中日ではスタメンで出られるチャンスは十二分にある。出場機会が増えるのは確実だ。

 加藤代表は「これから何度でもお会いさせてくださいとは伝えた」と強調。即日アタックで誠意を見せただけでなく、粘り強い交渉で口説き落とすつもりだ。

続きを表示

2019年11月4日のニュース