里崎智也氏、ロッテの佐々木朗希獲得に「育成が重要、焦らずに怪我させず長い目で期待」

[ 2019年10月17日 20:13 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2019年10月17日 )

ロッテが交渉権を獲得し、笑顔で胴上げされる大船渡・佐々木(中央)=撮影・木村 揚輔
Photo By スポニチ

 元ロッテで野球評論家の里崎智也氏(43)が17日、AbemaTVの「プロ野球ドラフト会議速報」に生出演。ロッテが交渉権を獲得した高校史上最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(17)や、ヤクルトが交渉権を得た星稜・奥川恭伸投手(18)について言及した。

 最大の目玉である大船渡・佐々木は日本ハム、ロッテ、楽天、西武の4球団が重複指名し、ロッテ・井口監督が当たりくじを引き当てた。里崎氏は「ロッテ!来年の石垣島キャンプ、大フィーバーですねえ」と笑顔で反応。「いい投手というより“凄い”投手ですから。ここからどこまで成長するのか、非常に楽しみ。育成が重要。毎年、高校生で1年目の春から1軍で活躍するのは難しいですから、焦らずに怪我させず、長い目で見た育成に期待したいです」と期待した。

 3球団競合の末、ヤクルトに交渉権が確定した星稜・奥川。里崎氏は「奥川選手はいい球団に入ったんじゃないですか。先発が苦しいチームでチャンスが多いですし。ローテ入りも考えられます」とコメント。

 明大の森下暢仁投手(22)を見事に一本釣りした広島について「カープとしては非常に大きかった。やはり投手がほしかったと思うので」と里崎氏。桐蔭学園・森敬斗内野手(17)を単独1位指名したDeNAには「やはりラミレス監督。センターラインが弱いので、内野も外野も守れるとなると、チームの足りないところを埋める、使いやすい選手になっていくのでは」と分析した。

続きを表示

2019年10月17日のニュース