巨人、外れ外れ1位で青森山田・堀田投手を指名 最速151キロ右腕

[ 2019年10月17日 17:57 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2019年10月17日 )

最速151キロを誇る青森山田の堀田
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 プロ野球のドラフト会議は17日に東京都内で開催され、巨人が外れ外れ1位で青森山田の堀田賢慎投手(18)を指名し、交渉権を獲得した。

 最速151キロを誇る青森山田の堀田は、今夏は青森大会3回戦で八戸学院光星に敗れ甲子園には届かなかったが、ポテンシャルの高さは世代屈指だ。「ドキドキします。将来的には侍ジャパンに選ばれるような投手になりたい」と力を込める。

 飛躍のきっかけとなったのが2年夏の青森大会準決勝・八戸学院光星戦。武岡に2塁打を浴びるなど2回6失点でチームもコールド負け。「直球だけでは通用しない」と制球力向上を目指し、ブルペンでは1球ごとに捕手の位置を動かすなど意識を変えた。大リーグのトレーニング方法を導入するなど工夫し、冬場には一日7食で体重は入学時から16キロ増の80キロに。今春に151キロを計測した。

 「いつかメジャーにも挑戦してみたい」と大きな夢を抱く。中学時代にKボールの県大会で対戦したのが大船渡・佐々木だった。「プロで投げ合いたい」。岩手出身の大器がもう一人いたことを証明する。

 ▼堀田 賢慎(ほった・けんしん)2001年(平13)5月21日生まれ、岩手県花巻市出身の18歳。小1から野球を始める。花巻北中では花巻リトルシニアに所属し3年夏に全国大会出場。青森山田では1年秋からベンチ入りし2年秋からエース。1メートル85、80キロ。右投げ右打ち。

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