【埼玉】花咲徳栄 1番・池田が初回先頭打者弾で先制パンチ 昨秋まで一塁コーチャー

[ 2019年7月27日 20:08 ]

第101回全国高校野球選手権埼玉大会 準決勝   花咲徳栄7―4春日部共栄 ( 2019年7月27日    大宮公園 )

<埼玉大会 春日部共栄・花咲徳栄>初回無死、池田が右越えに先頭打者ホームランを放ちベンチに迎えられる(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 花咲徳栄が春日部共栄を下し、決勝進出。5年連続の夏の甲子園出場に王手をかけた。

 岩井隆監督が「(春日部共栄の)村田君は立ち上がりか終盤で攻めるしかない」とにらんでいた初回。1番・池田悠真外野手(3年)が仕事を果たした。

 「インコースの真っ直ぐを狙う」。村田の生命線を叩くことで、主導権を握る作戦だった。2球目に甘く入った直球を池田がフルスイング。先頭打者アーチとなり「感触はばっちりだった。とにかく自分が塁に出ないと始まらないと思っていた」。結局、チームは村田から15安打を放った。

 2年春からベンチ入りしていたが、昨秋は一塁コーチャー。50メートル5秒9の俊足を生かすため、逆方向への打撃を徹底して練習し、リードオフマンの座をつかんだ。

 大会直前に打てなくなり、フォームを変更したがこれがはまって今大会2本塁打。長打力のある1番が決勝でも先制パンチを食らわせる。

続きを表示

2019年7月27日のニュース