【埼玉】山村学園 初の決勝進出 大宮東にコールド勝ち

[ 2019年7月27日 17:19 ]

第101回全国高校野球選手権埼玉大会 準決勝   山村学園10―3大宮東 ( 2019年7月27日    大宮公園 )

<埼玉大会 大宮東・山村学園>和田(1)を中心に初の決勝進出を喜ぶ山村学園)(撮影・篠原岳夫)
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 山村学園が大宮東を7回コールドで下し、初の決勝進出を決めた。

 初回、2点を先行されたが、2回の代打から途中出場したエース和田朋也投手(3年)が2回以降を5回1失点に抑える好投を見せた。
 投手・和田を代打から起用したことについて岡村泰崇監督は「期待していない時の方が打つので」と苦笑い。それでも「バッティングは大好き」といい、3安打2打点と躍動した。5回の打席では左安打を放って出塁した際、地面に足をとられて右足首をくじいて治療で一時退いたが無事に復帰して決勝進出に導いた。
 1年夏から投げ続けてきた左腕。県内でもトップクラスの経験の豊富さは大きな武器だ。取材対応も慣れたもので「夏はどうしたらいいというのがわかってきた。足がつってはいけないと飲み物をがぶ飲みしていたので、今お腹がゆるくなっちゃって」と明かし、報道陣を爆笑させる一幕もあった。
 あす28日の決勝は花咲徳栄との対決。1年時の17年夏の埼玉大会準決勝で対戦し、1―11で7回コールド負けした相手だ。和田は「ベスト4の壁を越えられた。自分たちの野球をするだけ」と一戦必勝を誓った。

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2019年7月27日のニュース