【福島】日大東北 6年ぶり決勝進出 エース・磯上、決勝の聖光学院戦へ気合

[ 2019年7月27日 16:48 ]

第101回全国高校野球選手権福島大会   日大東北2―1東日本国際大昌平 ( 2019年7月27日    いわきグリーンスタジアム )

<東日大昌平・日大東北>5回からリリーフし、2安打無失点で貢献したエース・磯上
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 日大東北が春の王者・東日本国際大昌平を2―1で下し、6年ぶり16度目の決勝進出を決めた。

 1―1の5回から登板したエース・磯上航希(3年)は、直球とツーシームを主体にした打たせて取る投球で5回を2安打零封。7回には2死二、三塁のピンチを作ったが、三塁への巧みなけん制で切り抜けると「1発刺したら雰囲気が変わると思った」と「とっておきの必殺技」で相手に流れを渡さなかった。

 昨秋からは、同校で6度の甲子園出場経験がある宗像忠典監督(58)が監督に就任。決勝の相手は戦後最長の13連覇を狙う聖光学院だが、背番号1は「聖光学院を倒すために日大東北に来た。最後まで諦めずに食らいつきたい」と気合を入れる。チームの大黒柱・磯上が、03年以降遠ざかっている聖地への切符をたぐり寄せる。

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2019年7月27日のニュース