DeNA・山崎 史上最年少で150セーブ達成! 球団では“大魔神”佐々木以来22年ぶり2人目快挙

[ 2019年7月17日 20:53 ]

セ・リーグ   DeNA3―1広島 ( 2019年7月17日    横浜 )

<D・広>150セーブを達成、ボードを持つ山崎康(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 DeNAの山崎康晃投手(26)が広島戦(横浜)で今季17セーブ目を挙げ、史上15人目の通算150セーブを達成した。球団では1998年の38年ぶり優勝に貢献した大魔神こと佐々木主浩(現解説者)が1997年に達成して以来22年ぶり2人目。26歳9カ月での到達は史上最年少という快挙となった。

 DeNAは0―1で迎えた4回に4番・ロペスが6年連続20本塁打となる左越え2ランを放って逆転。山崎は先発の浜口が7回途中1失点で降板した後、三嶋、エスコバー、パットンと無失点リレーでつなぎ、3―1で迎えた9回に5番手としてマウンドに上がった。

 そして最初の打者・松山を中飛に打ち取ると、続く三好は二ゴロに。最後の打者、代打・高橋大はフルカウントから見逃し三振に斬って取り、150セーブ達成となった。

 チームは3―1で勝利を収め、2連勝で借金1。勝率5割復帰に王手をかけた。先発の浜口は今季4勝目(3敗)。横浜スタジアムでの自身の連敗を7で止め、新人時代の2017年10月4日中日戦以来651日ぶり勝利を飾った。広島は初回の押し出しによる1点のみに終わり、2連敗で借金が6に膨らんだ。

 26歳9カ月での到達は永川勝浩(広島)の28歳7カ月18日を抜く最年少記録。通算275試合目での到達は、クルーン(横浜、巨人)の250試合、馬原孝浩(ソフトバンク、オリックス)の267試合に次いで歴代3番目のスピード達成。

 山崎は帝京から亜大を経て2014年ドラフト1位でDeNA入団。入団1年目からクローザーを任され、新人最多記録となる37セーブ。16年には33セーブ、17年は26セーブ、そして昨季は37セーブをマークし、「新人投手として入団1年目から4年連続公式戦20セーブ」を達成。自身初となる最多セーブのタイトルも獲得した。

続きを表示

この記事のフォト

2019年7月17日のニュース