【秋田】能代 7回コールドで4強入り 背番号10の佐藤洵ロングリリーフ&打でも活躍

[ 2019年7月17日 16:42 ]

第101回全国高校野球大会 秋田大会 準々決勝   能代7―0大曲 ( 2019年7月17日    こまち )

投打に活躍した能代の佐藤洵
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 能代が7回コールドで大曲を下し、ベスト4に進出した。

 背番号10の佐藤洵士投手(3年)は4回から救援し、4回4安打無失点の好投。自己最速146キロを誇る本格派右腕は、最大の武器である直球を中心に攻めの投球を貫いた。打っても4回2死満塁で2点右前打を放ち躍動した。

 「少し調子が悪かったけど、直球中心に配球できた。カウントを悪くするより、多少甘くなってもしっかりストライクを取ることを考えた」。

 エースの山内優真投手(3年)と、ともにチームの二枚看板として期待される右腕。参考にするのが日本ハムの吉田輝星だ。五条目第一中時代に対戦経験もあるそうで、中学3年になるとソフトボール経験者である母・陽子さんから「金足農に入って(吉田輝の)フォームが凄く良くなっていたから、参考にしてみな」とアドバイスを受けた。以来、「足の使い方など、力感のないフォーム」を参考にしているという。

 今大会の目標は、「チーム全員で協力して甲子園に出る。自分の役割をしっかり務めたい」と力強く宣言。金足農と同じ秋田の公立高校として、今夏の旋風を目指す。

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2019年7月17日のニュース