【京都】宮津快勝で3回戦へ エース藤原陸、苦しみながらも2失点粘投

[ 2019年7月9日 15:59 ]

第101回全国高校野球選手権京都大会2回戦   宮津6―2莵道 ( 2019年7月9日    わかさスタジアム京都 )

<莵道・宮津>先発した宮津・藤原陸は9回を投げきり2失点の力投を見せる (撮影・後藤 大輝)  
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 阪神・糸井嘉男外野手(37)の母校・宮津が快勝し、3回戦へ駒を進めた。先発したエースの藤原陸主将(3年)は秋季大会以来となる公式戦に登板。「満足のいく結果ではなかった」と悔いたが、6与四球に加え、8回以外毎回安打を許すなど制球に苦しみながらも2失点に抑え、試合をつくった。そんなエースを援護しようと打線も奮起。初回にわずか1安打で先制すると、3回までに3点を追加。その後も加点し、相手を突き放した。守本尚史監督は「1点ずつしか取れなかったが、つないでいったことが報われたのかなと思う。(勝利に)気を緩まず、次につないでくれたら」と選手たちに期待した。

 宮津は2020年4月から加悦谷とともに学舎制をとり、校名が「宮津天橋(みやづてんきょう)高校」へと変更される。部活動については流動的となるが、藤原陸主将は「先生たちから宮津は昔は強かったと聞いている。伝統ある学校なので、名誉に恥じないようなプレーをしたい」と力を込めた。

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2019年7月9日のニュース