巨人・桜井、地元甲子園初先発で7回零封「親の前でいいピッチングができたのでよかった」

[ 2019年7月9日 21:33 ]

セ・リーグ   巨人1―0阪神 ( 2019年7月9日    甲子園 )

7回無失点の好投で勝利投手となった桜井はジャビットに頭をなでられる(撮影・大森 寛明)  
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 首位の巨人は9日、2位阪神に1―0で競り勝ち、セ・リーグ首位攻防戦を2連勝。前日今季最大の7・5としたゲーム差をさらに広げ、8・5差に突き放した。

 兵庫県出身の桜井が甲子園で初めて先発のマウンドに上がり、7回5安打無失点の好投で4勝目を手にした。「甲子園は投げやすいイメージがあったので、そのイメージ通り投球できたと思います」と話すように、阪神打線を料理。6回には2死満塁のピンチを背負いながらも5番・マルテを遊ゴロに打ち取り得点を許さなかった。7回まで互いに無得点だっただけに「とにかく先に点をやらないという思いだけで投げました」と振り返った。

 桜井は前回3日の登板では3回3失点で降板していたが、見事にリベンジを果たした。勝因を聞かれると「気持ちが…はい。それだけだと思います」と淡々。地元で両親が見守る中での勝利には「こうやっていいピッチングができたのは野手の皆さんのおかげなので、そこに感謝して。親の前でいいピッチングができたのでよかったです」と謙虚に話した。

 5年ぶりV奪還へ、ローテを守る右腕は、「とにかく勝つということを意識して、このまま(首位を)独走したいと思います」と首位を走るチームの一員としての決意を口にした。

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2019年7月9日のニュース