ヤクルト山田大、移籍1勝 757日ぶり白星 小川監督に恩返し

[ 2019年7月9日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―3DeNA ( 2019年7月8日    神宮 )

移籍後初勝利の山田大(右)は小川監督と握手を交わす(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 ヤクルトの山田大となってからは初めての白星。初めて上がった神宮のお立ち台で「やっぱりうれしい。最低限ですけど、仕事ができた」と喜んだ。ソフトバンク時代の17年6月11日以来、757日ぶりの勝利となった。

 初回に4連打で2失点。それでも30歳左腕は強打者ぞろいのDeNA打線を相手に「初回から全力でした。この回で終わってもいいくらいの気持ちだった」と5回1/3を3失点で試合をつくった。

 17年オフ、ソフトバンクからヤクルトへ無償トレードで移籍した。「球団に恩返しをしたい」。時間はかかったものの勝利に貢献。家族にも「(勝つまで)長かったと思います」と感謝した。チームは7月に入り、5勝1敗。山田大は後半戦も先発ローテーションに入る予定。山田大もチームもここから巻き返す。 (川手 達矢)

続きを表示

2019年7月9日のニュース