【茨城】取手二、木内イズムでコールド発進 後藤監督「リズムに乗れた」

[ 2019年7月9日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 茨城大会1回戦   取手二11―1勝田(5回コールド) ( 2019年7月8日    J:comスタジアム土浦 )

 取手二が5回コールドで圧勝発進した。同校OBで77、78年夏の甲子園に出場した後藤賢監督は「初戦で硬い立ち上がりになると思ったが、リズムに乗れた」と振り返った。

 桑田、清原を擁したPL学園との夏の甲子園決勝を制した84年夏以降、聖地から遠ざかる。昨夏茨城大会決勝を戦った土浦日大の小菅勲監督と常総学院の佐々木力監督はともに84年の日本一メンバー。取手二を率いた名将・木内幸男氏の教え子対決となった。後藤監督は「何とか2校の争いに加わりたい」と意欲を燃やす。

 やんちゃな選手を主将にする木内流に反し、指揮官が「成績優秀。木内さんなら選ばない」と苦笑いする主将の小山田悠が4安打し15安打の猛攻をけん引。「2番・遊撃」で攻守の要を担っており「秋、今年の春と公式戦で1勝もできなかった。1勝、1球にかける思いは強かった」と責任感を口にした。

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2019年7月9日のニュース