広島8年ぶり10連敗阻止へ…菊池涼「2番・二塁」スタメン復帰 若鯉・山口40日ぶりプロ2勝目なるか

[ 2019年7月9日 17:36 ]

セ・リーグ   広島―中日 ( 2019年7月9日    ナゴヤD )

 2014年6月以来5年ぶりの9連敗(1分け挟む)を喫し、首位・巨人と9ゲーム差の4位に低迷する広島は、プロ初先発初勝利を挙げた5月30日のヤクルト戦(神宮)以来40日ぶりとなる2勝目を目指す2年目右腕・山口翔投手(20)を先発に立てて連敗ストップに挑む。

 試合開始に先立って先発メンバーが発表され、前日コンディション不良でベンチ外となり、チーム今季唯一の皆勤がストップした菊池涼が定位置の「2番・二塁」でスタメン復帰を果たした。

 1番には3試合連続で野間が入り、3番・西川、4番・鈴木、5番・松山、6番・会沢は前日と同じ。7番には前日2番だった安部が入り、8番・田中広も前日と変わらず。9番には先発投手の山口が入った。

 広島は九里が6年目にしてプロ初完封を飾った6月25日の楽天戦(楽天生命パーク)を最後に白星から遠ざかり、現在1分けを挟んで9連敗中。10連敗となれば2011年5~6月以来8年ぶりとなり、球団記録の13連敗(1950年11月、1999年6~7月)も現実味を帯びて来る。

 打線はリーグ再開後の10試合で1試合平均1・9得点と不振が続いているだけに、プロ初先発試合で7回2死までノーヒットノーラン投球を見せ初勝利を勝ち取った若鯉・山口の快投に期待がかかる。

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2019年7月9日のニュース