岩手県高野連、大船渡・佐々木フィーバーで異例の対応 「雄星君や大谷君の比ではない」臨時駐車場も確保

[ 2019年7月4日 15:50 ]

大船渡の佐々木朗希投手
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 岩手県高校野球連盟は4日、全国高校野球選手権岩手大会(11日開幕)で、注目の163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)擁する大船渡の試合の際に異例の対応を図ることを明らかにした。春季大会同様に多数の来場者が予想され、初戦(2回戦、15日)と勝ち上がれば3回戦(17日)が行われる花巻球場は通常1000台の駐車場に、普段は使用しないスペースを500台分空け、さらに臨時駐車場200台分を加えて1700台に拡充。4回戦(20日)以降の県営盛岡球場も通常350台以外に駐車スペースを確保する方向だが、公共交通機関での来場を強く呼びかけた。

 春から続く“佐々木朗フィーバー”に、岩手県高野連・大原茂樹理事長は「(当時花巻東の菊池)雄星君や大谷君のときの比ではないと聞いています」と説明。また、この日に盛岡市内で開かれた岩手大会の「報道にかかわる打ち合わせ会」では特別に大船渡戦に際しての取材要項を発表した。大船渡については試合後に特別に取材用の部屋を用意。チームの取材時間を約30分間とするほか佐々木朗の取材時間を細かく設定するなどした。岩手県高野連・南舘秀昭会長は「数多く報道していただけることは大船渡に限らず、球児たちの励みになる」と話し、大会の盛り上がりに期待を寄せていた。

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2019年7月4日のニュース