ロッテ荻野がプレーボール弾 今季3本目先頭アーチ 12点大勝口火

[ 2019年7月4日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ12―6オリックス ( 2019年7月3日    京セラD )

初回無死、荻野は初球を先頭打者弾(撮影・井垣 忠夫)
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 初回無死、それも初球だ。ロッテ・荻野は初対戦のオリックス・荒西の直球を京セラドーム5階へ6号ソロ。今季3本目の初回先頭打者本塁打だった。

 「待つのが嫌だったし、直球が来たら初球から積極的に行こうという気持ちでした」

 自己記録の連続試合安打も19に伸ばすと、1―1とされた3回無死一、三塁、また、初球だ。今度はカットボールを決勝の右前打。これで点火した打線は6月21日のヤクルト戦(神宮)の5回に並ぶ今季1イニング最多タイ7得点など先発全員14安打12得点で大勝した。

 京セラドームは昨季、負傷辞退した球宴の開催地。パのファンが不在の荻野の応援歌も歌ってくれた。「素直にうれしかった」と荻野。1日に2年連続2度目の出場が決まり、打率も・338。2年分の「恩返し」の舞台は絶好調で迎える。 (福浦 健太郎)

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2019年7月4日のニュース