楽天・三木谷氏、改革第1弾は「売リ上げ3倍」 円卓でオーナー会議

[ 2019年7月4日 05:30 ]

楽天・三木谷会長を議長として円卓に座って行われるオーナー会議(撮影・沢田 明徳)
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 プロ野球のオーナー会議が3日、都内のホテルで行われ、今年の新議長である楽天・三木谷浩史オーナー(54)が約2年半ぶりに出席。プロ野球ビジネス拡大などを具体的に検討する「オーナー小委員会」の設置を決定するなど、三木谷流の改革に乗り出した。

 小委員会は斉藤惇コミッショナーに三木谷議長、巨人、阪神、オリックスのオーナーとセ、パ2球団ずつで構成。今後は5月15日のオーナー懇話会で議題に上がった野球振興、地域振興策なども交え、小委員会で議論を深める。「まだまだマネタイズ(収益化)できていないサービスのチャンスもある」と三木谷議長。自身の腹案には「売り上げ3倍化計画」があるとされ、手腕に期待が集まる。

 この日のオーナー会議は三木谷議長の発案で「円卓」を囲んで行われた。セ、パ球団が交互に座る形で「先日の大阪G20サミットも円卓だった。いわゆる“しゃんしゃん会議”ではなく、実質的な議論をしようと」。各球団オーナーによる非公式な意見交換会を随時開催することも決定。積極的な対話を三木谷議長が先導し、改革案をまとめていく。

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2019年7月4日のニュース