ロッテ・涌井 交流戦現役最多勝ならず 6回2失点と粘り「最低限の仕事はできたかと思う」

[ 2019年6月18日 21:03 ]

交流戦   ロッテ―広島 ( 2019年6月18日    マツダ )

<広・ロ>4回裏無死三塁、安部の中犠飛で三塁走者の会沢の生還を許した涌井(左)と田村のバッテリー (撮影・奥 調)
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 ロッテ・涌井は6回7安打2失点(自責点1)と粘ったが、交流戦現役最多25勝目はならなかった。

 「最低限の仕事はできたかと思う」

 3回まで毎回、得点圏に走者を背負いながらも無失点。4回無死、西川に同点ソロを浴びた。なお、味方の失策から無死三塁とされ、安部に勝ち越しの中犠飛は許したが、5、6回と打者3人で切り抜け、7回2死一、二塁での中村奨の同点左前打を呼び込んだ。

 10日のDeNA戦(ZOZOマリン)は5回途中6失点KOされるなど、直近4試合連続4失点以上で3連敗中。炎上すれば一度、ローテーションを外れて再調整する可能性もあったが、交流戦最後の登板でようやく形を作った。

 19日には登板機会なしで一度、出場選手登録を抹消されるが、井口監督は「粘ってしっかりと、試合は作ってくれた」と評価し、リーグ再開以降もローテーションで起用すると示唆。涌井は「交流戦は勝つことができなかった。次、どこで投げるか分からないけど、まだまだ、状態を上げていきたい」と引き締めていた。

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2019年6月18日のニュース