広島ついに首位陥落 中崎が延長で大炎上 新守護神フランスア2回無失点実らず

[ 2019年6月18日 22:04 ]

交流戦   広島2―6ロッテ ( 2019年6月18日    マツダ )

<広・ロ>11回表2死一、二塁、代打・高浜に左越え2点適時二塁打を打たれた中崎 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 広島が延長戦の末ロッテに2―6で敗れ、交流戦突入後5カード連続で初戦黒星。巨人が勝ったため、5月21日に今季初めて単独首位に立って以来守り続けてきたセ・リーグ首位からついに転げ落ちた。

 2―2で迎えた延長11回、この回からマウンドに上がった6番手・中崎が炎上した。先頭の藤岡に三塁線を抜かれる二塁打を許すと、送りバントで1死三塁。代打・清田の左前適時打で2―3と勝ち越しを許すと、さらに2死二塁から鈴木に右越え二塁打されて2―4。代打・高浜にも左中間へ二塁打され、2―6となった。

 広島は0―1で迎えた4回、西川が右翼スタンドへ20試合ぶりとなる3号ソロを放って同点。続く会沢が左前打で出塁すると、二盗と悪送球で一気に三塁へ進み、安部の中犠飛で1度は勝ち越しに成功した。だが、7回に3番手・中村恭が3安打を集中されて追いつかれ、延長戦に突入。新守護神・フランスアが9回、延長10回と異例の回またぎで無失点に抑えたが、守護神から中継ぎに配置転換となった中崎が力尽きた。

 5月に球団新記録となる月間20勝(4敗1分け)を挙げ、6月1日には2位・阪神に5ゲーム差をつけて独走状態に入ったはずが、苦手な交流戦はこれで3勝8敗1分け。交流戦に突入してから5カード連続で初戦を落とし、最大14あった貯金も8まで減った。

続きを表示

この記事のフォト

2019年6月18日のニュース