大谷翔平 4試合ぶり技あり9号3ラン 2試合連続マルチでチーム大勝に貢献

[ 2019年6月18日 11:13 ]

ア・リーグ   エンゼルス10―5ブルージェイズ ( 2019年6月17日    トロント )

3ランを放ちチームメートの祝福を受けるエンゼルス・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が17日(日本時間18日)、敵地トロントでのブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。2回に4試合ぶりとなる左翼スタンドに豪快な9号3ランを放つなど、5打数2安打で2試合連続今季13度目のマルチ安打でチームの大勝に貢献した。

 3点リードの2回2死二、三塁で迎えた第2打席、2番手に上がった右腕ジャクソンの初球を叩き、左翼スタンドへ技ありの9号3ラン。初球の87・1マイル(約140キロ)のスライダーをうまく逆方向に運んだ。

 第4打席は、9点の大量リードの6回1死走者なしの場面。4番手・キンガムの5球目を捉え、俊足を飛ばして右二塁打。これで2試合連続で、今季13度目となるマルチ安打となった。

 初回2死走者なしでの第1打席は、ブ軍先発のオープナーとして登板したデレク・ローを相手に、カウント3-2からの7球目のカーブを空振り三振。第3打席は、4回2死一塁で、3番手・ガビーリオを相手にカウント3-2からの6球目のストレートを見逃しの三振。第5打席は、8回1死一塁で6番手・メイザに遊ゴロに抑えられた。

 チームは、1点ビハインドで迎えた2回、4番・アップトン、5番カルフーンが2者連続本塁打で一気に逆転。その後、2死満塁から2番・トラウトの左二で4点目。その後、大谷が2死二、三塁から9号3ラン。打者一巡の猛攻で一挙7点を挙げた。その後、3回に2死二塁から9番・トバーが中前適時打、5回に7番・ボアの左犠飛、6回、2番・トラウトの今季20号ソロで着実に追加点を挙げ、リードを広げた。

 投げては、オープナーのガルシアから引き継ぎ、2回にマウンドに上がったペーニャは好投を続けていたが、7回に6番・グリチェクの13号2点、8回にも2番・ビジオの15号2ランを打たれ、6回4失点で降板。その後、N・ラミレス、バットリー、アンダーソンとつなぎ、逃げ切った。これでエンゼルスはブルージェイズに4連勝とした。

 大谷は、前日16日(同17日)のホームでのレイズ戦では、チームは5―6で敗れたもののも、5回の第3打席で右前打、1点差に追い上げた9回の第5打席は投手強襲の内野安打を放ち、3試合ぶりマルチ安打を記録していた。

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