エンゼルス指揮官慎重 大谷の復帰を「5月」とするワケ

[ 2019年3月2日 02:30 ]

エンゼルス・春季キャンプ ( 2019年2月28日 )

練習の合間にファンにサインする大谷   
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 エンゼルスの大谷の実戦復帰について、オースマス監督は「全て順調にいけば5月ごろ」と話すが、米メディアはそれより早い「4月中」と予測する。

 右肘の手術を受けたのは昨年10月。送球プログラムのリハビリのないDHのみの復帰を前提とすれば「4カ月半〜半年の間に本格復帰できる」とする医師の見解もあり、開幕直後の4月には間に合う計算だ。しかし、球団が慎重な姿勢を崩さないのは、「20年に二刀流」として完全復帰を目指すため。3月下旬にスローイング練習を再開する予定だ。

 チームの管理下で投手としてのリハビリも並行すべく、ビリー・エプラーGMはマイナー戦を経ず、実戦形式の打撃練習などで打者での実戦復帰を目指す方針を示している。前例のない投打の二刀流のリハビリに注目が集まっている。 (大リーグ担当・柳原 直之)

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2019年3月2日のニュース