ロスとボストン融合 観客の胃袋満たした個性的特別メニュー

[ 2018年10月30日 05:30 ]

フライドポテトとセットになったロブスターフライ(撮影・奥田秀樹通信員)
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 【102年ぶり名門対決 Wシリーズ舞台裏】米国の球場の定番フードといえば、ホットドッグ、ピーナツ、クラッカー・ジャック(ピーナツ入りの甘いポップコーン)など。おなじみの「ドジャー・ドッグ」だけでも1試合平均で2万〜3万食が売れる。しかし各球場は競って個性的なメニューを考案し、ファンにアピールしている。

 ドジャースは今季、11個の新メニューを加え、ポストシーズンでは特別メニューを用意した。ドジャースタジアムでシェフを務めるライアン・エバンスさんは「ロサンゼルスの食べ物にボストンの味付けで、フュージョン(融合)させたメニューを考えた」と説明。ボストン名物のロブスターを使ったロブスターピザ(15ドル=約1680円)、ロブスターフライ(22ドル=約2460円)などである。人気が出れば、来季以降の通常メニューとなる可能性もある。毎試合5万人のファンの胃袋を満たすべく、2200人のスタッフを束ねるエバンスさんは「新しい料理を考えるのは楽しい」。既に、来季のメニュー作成に考えを巡らせているかもしれない。(シリーズ取材班)

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