広島4発も敗れ、セ勢日本S敵地で13連敗 安部満塁弾&誠也連発で驚異の追い上げも…

[ 2018年10月30日 22:31 ]

SMBC日本シリーズ第3戦   広島8―9ソフトバンク ( 2018年10月30日    ヤフオクD )

<日本シリーズ第3戦>8回1死満塁、満塁本塁打を放ち、鈴木(左)とハイタッチをかわす安部(撮影・北條 貴史) 
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 SMBC日本シリーズ第3戦が30日、ヤフオクドームで行われ、本拠地での第1、2戦を1勝1分で終えた広島はソフトバンクに8―9で敗れて1勝1分1敗に。これでセ・リーグの球団は13年の第6戦で楽天に勝った巨人を最後に、敵地本拠でのシリーズ連敗が13となった。

 6月17日にソフトバンクとの交流戦でプロ初完投勝利をマークした九里が先発。序盤の3回までは無失点で抑えたが、4回に連続四球で走者を背負うと中村晃、今宮に適時打を浴び2失点。今シリーズ初めてソフトバンクに先制点を許した。

 直後に味方が1点を返したが、九里は5回に1死一、三塁と再びピンチを招く。柳田の一ゴロを一塁手メヒアが二塁へ悪送球し失点。この場面で九里は降板した。2番手ヘルウェグがデスパイネを遊ゴロにした間に1点追加され、九里は4回1/3を投げ6安打4失点だった。

 6回には3番手の岡田が柳田の適時内野安打とデスパイネの3ランで4点を失い、7回には4番手の中田が高谷にソロ被弾。大量リードを許した。

 だが、勝利をあきらめない打線は、5回に安部がシリーズ1号ソロ。6回に鈴木の1号ソロと会沢の適時打で2点を返すと、8回には鈴木の2打席連続本塁打と、安部のグランドスラムで1点差に。終盤に驚異の追い上げを見せたが1点及ばなかった。

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