広島、次戦につながる驚異の粘り!恐怖の9番・安部2発!8回満塁弾に指揮官激賞

[ 2018年10月30日 22:55 ]

SMBC日本シリーズ第3戦   広島8―9ソフトバンク ( 2018年10月30日    ヤフオクD )

<日本シリーズ第3戦>8回1死満塁、安部が右越えに満塁ホームランを放つ(撮影・篠原岳夫)
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 本拠地での第1、2戦を1勝1分で終え敵地に乗り込んだ広島は8―9でソフトバンクに敗れた。成績を五分に戻されたが、終盤8回に6点差から鈴木と安部の本塁打で1点差に。次戦につながる驚異の粘りを見せた。

 先発の九里と救援陣が打ち込まれ9失点。大敗濃厚だったが、打線は4番の鈴木が2打席連続アーチ。そして“恐怖の9番”安部が5回にソロ、8回に迎えた第4打席では、この日2本目の本塁打となる満塁本塁打。敵地に集まったカープファンは大興奮だった。

 シリーズの満塁本塁打は16年第6戦のレアード(日本ハム)以来で20本目。レギュラーシーズンでは、72試合に出場して4本塁打だが、この試合だけでなんと2本塁打。安部は「チャンスだったので何とかしたいと必死に食らい付いていきました。最高の結果になりました!」とコメント。緒方監督も「すごい集中力を持って戦ってくれた。2本塁打の安部は大いに自信にしてやってほしい」と称えた。

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