松井秀喜臨時コーチが訓示「みんな1軍に入れるチャンスがある」

[ 2018年2月9日 18:59 ]

紅白戦に笑顔で談笑する高橋監督(左)と松井秀喜臨時コーチ
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 巨人の春季キャンプで臨時コーチを務めるOBの松井秀喜氏が、2軍選手を相手に訓示を行った。

 練習開始前の午前9時。ひむかスタジアムの外野で輪になった選手を前に「2軍は成長の場。もちろんジャイアンツのためになることが一番ですが、その中でも自分自身と向き合いながら、何が足りないのか、何が必要なのかを自問自答しながら、分からなければ素晴らしいコーチに聞けばいい」などと語りかけた。

 また、自身が巨人に入団した93年当時と比較し「僕たちがプレーしていた頃は、1軍のレギュラーに割って入る隙がほとんどなかった。今はあると思う。みんな入れるチャンスがある」と力説。「自分はここじゃない。活躍の場はジャイアンツ球場ではなく、東京ドームなんだ、と。その気持ちを持って虎視眈々と頑張ってほしい。応援しています」と伝えた。

 2軍ではベテラン選手も調整しており、内海は「頑張ってね」と声を掛けられたという。また、星稜の後輩であるルーキー・北村は、3打数無安打2三振に終わった紅白戦の後にも「何事も勉強。まだまだ先は長いし、いろんなことを経験して自分のものにしていけばいい」などとアドバイスをもらっていた。

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2018年2月9日のニュース