ロッテ安田「4番・三塁」デビュー決定 井口監督「打順は即決」

[ 2018年2月9日 05:38 ]

井口監督(右)の横で素振りをする安田
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 ロッテのドラフト1位・安田(履正社)が、今季初の実戦となる10日の紅白戦に紅組の「4番・三塁」でデビューすることが決まった。井口監督が明かし「打順は即決でした。マジかと思うか、ヨッシャと思うかは本人次第」と話した。

 伝え聞いた18歳は「本当っすか?」と4度も繰り返し「驚きました」とあ然。ただ驚きは一瞬で「4番を打たせてもらえるのは期待されているということ。結果を欲しがらず、自分のスイングをしたい」とプラスに捉えた。

 2日から始まったシート打撃では快音が聞かれなかった。それでも前日に石川から9打席目で「プロ初安打」を放つと、2打数2安打。プロのスピードへの対応を見せ始めた高校通算65本塁打を誇る大砲候補に、指揮官は「基本的には全部出しますよ」と11、12日の紅白戦でも4番でフル出場させる方針だ。

 この日のフリー打撃では4本の柵越え。視察した侍ジャパン・稲葉監督は「速いストレートに力負けしないスイング」と絶賛し、20年東京五輪に向け「人間的にも素晴らしいと聞いた。それも含めて注目したい」と話した。 (福浦 健太郎)

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2018年2月9日のニュース