パイレーツ捕手 母国ベネズエラで母親が誘拐 身代金目的で狙われる

[ 2018年2月9日 10:18 ]

パイレーツの本拠地PNCパーク (AP)
Photo By AP

 パイレーツのエリアス・ディアス捕手(27)の母親が、同捕手の母国ベネズエラで誘拐された。米国のESPN(電子版)が8日に報じた。

 同メディアによると、ディアスの母親が誘拐されたのは8日の午後。ディアスの兄弟一人と自宅にいたところを拉致されたという。同日にパイレーツ球団もこの報道を認め、「ショックを受けており、安否を気にかけてる」と声明を発表した。

 ベネズエラではこうした身代金目的の誘拐が社会問題となっており、過去にもメジャーリーガーの家族が拉致される被害が数件発生。そうしたトラブルを逃れるため、家族全員を母国から移住させている選手もいるという。

 ディアスは2008年にパイレーツと契約。メジャー3年目の昨季は控えの捕手として64試合に出場して打率2割2分3厘、1本塁打、19打点という成績を残した。

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