両投げ投手パット・ベンディット ドジャースとマイナー契約

[ 2017年11月28日 11:58 ]

アスレチックス時代のパット・ベンディット投手 (AP)
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 米国のNBCスポーツ(電子版)は27日、ドジャースが両投げ投手のパット・ベンディット(32)とのマイナー契約に合意したと報じた。

 ベンディットは2008年にヤンキースからドラフト20巡目(全体620位)での指名を受け、アスレチックス時代の15年にメジャーデビュー。その後、ブルージェイズ、マリナーズと渡り歩き、今季はフィリーズ傘下の3Aリーハイバレーに所属していた。救援投手としてメジャー2年間の通算成績は41試合に登板して2勝2敗3ホールド、防御率4・97。

 ベンディットと言えば、マイナー時代の08年に両打ちの打者と対戦した際のエピソードが有名。両投げのベンディットと相手打者とが左右交互にグラブと打席を変え続けたため、なかなか試合が進行しないことにしびれを切らした球審が打者に対して先に打席を決めるように指示。この一件を受け、その後は投手が先に左右どちらかで投げるかを示す公式規則が決められた。

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