虎加入の前DeNA山崎 内野も捕手もやる「数字と結果」で恩返しを

[ 2017年11月28日 05:30 ]

入団会見で心境を語る山崎
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 阪神は27日、前DeNAの山崎憲晴内野手(30)と、契約したことを発表した。

 単年契約で年俸1000万円(推定)。西宮市内の球団事務所で会見した山崎は「一回死んだ身。お話をいただいて、言葉にならないぐらいうれしかった。その思いはプロ野球選手なので数字と結果で表したい」と話し、定評のある守備力で貢献することを誓った。

 内野の全ポジションを守れることが武器だが、山崎にはプラスアルファがある。高校時代に捕手経験があるため、13年に捕手もこなし、イースタンリーグの出場経験もある。「止めることと投げることと、ある程度できると思っている。ファームで一度経験しているのが大きい」と緊急事態にマスクをかぶる構え。試合出場がないとはいえ、外野での出場もできそうで、投手以外の八刀流で貢献するつもりだ。

 DeNA時代にはスペイン語も学び、「野球用語と、とっさに使わないといけない言葉は覚えた」と、ドリスやマテオとの会話もOK。「代打バント、代打、守備固め、けが人が出たときやどんな時でもいけるように」と、何でも屋で、アピールする覚悟を見せた。

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