元ロッテ中後 来季もメジャー挑戦 Dバックス傘下でプレーへ

[ 2017年11月28日 07:40 ]

元ロッテの中後
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 大リーグを目指して昨年から米球界に挑戦している元ロッテの中後悠平投手(28)が、来季もダイヤモンドバックス傘下でプレーする意向を固めたことが27日、分かった。米球界関係者が明かした。日本球界復帰を含めてフラットな姿勢だった左腕。決断までの過程で複数のNPB球団も獲得を検討していた。

 米2年目の今季はメジャーの春季キャンプに招待され、シーズンでは2Aと3Aで計50試合に登板し防御率2・53だった。長時間のバス移動など過酷な環境で日米通じプロ最多の試合数とイニング数(67回2/3)を記録。9月に帰国した際には「後半はほとんど納得のいく投球ができた。自信になる」と収穫を口にしていた。

 ダ軍のマイク・ヘーゼンGMも「よく投げてくれていた。ユニークな投げ方の左腕。貴重な武器になってくれる」と評価。別の関係者によれば再びメジャーキャンプ招待の可能性もあるという。

 中後は10月から自主トレを再開し、既に打者相手に投球している。変則サイド左腕が3年越しのアメリカンドリームをかなえる。

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2017年11月28日のニュース