広島・奨成、契約金使い道は「ふるさと納税」母校・広陵へ恩返しを

[ 2017年11月23日 07:46 ]

広島と仮契約をかわし、提示された背番号22にちなんでWピースで笑顔の広陵・中村
Photo By スポニチ

 広島からドラフト1位指名された広陵・中村奨成捕手(18)が22日、広島市内で入団交渉し、いずれも球団の高卒野手史上最高となる契約金1億円プラス出来高払い、年俸800万円(金額はいずれも推定)で合意した。中村は契約金の使い道に関し「ふるさと納税」を活用して母校の発展に生かしたい考えを示した。

 「広陵に恩返ししたいので。継続的にやれれば」

 ふるさと納税で広島県内の学校を指定して寄付できる「『学びの変革』推進寄付金」という制度を、社会科の授業で習ったという。昨年から始まった同制度を利用し「第2の奨成」育成に寄与しようという思いがある。その根底には「ここまで成長できたのは(監督でもある)中井(哲之)先生のおかげ。中井先生のような、かっこいい男になりたい」と指揮官への感謝がある。

 そのほかの使い道については「家族が末永く(不自由なしに)生活できるように」と女手一つで育ててくれた母・啓子さんや祖父母に恩返ししたい気持ちも吐露した。

続きを表示

2017年11月23日のニュース