大谷、移籍譲渡金上限は2000万ドル マイナー契約で年俸10万ドル以下

[ 2017年11月23日 05:30 ]

特例ポスティングでメジャーへ

生徒にサインボールをプレゼントする大谷。後方は北海道月形町のマスコットキャラクター、ベルデくん
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 日本ハム大谷の今オフ移籍に適用される譲渡金は従来通りの上限2000万ドル(約22億4000万円)。ただし、大リーグの労使協定により25歳未満のドラフト対象外の海外選手は年俸が10万ドル(約1120万円)以下のマイナー契約となる。契約金も制限され、各球団が使える額で現状の最高はレンジャーズの353万5000ドル(約3億9600万円)だ。

 新制度では契約総額に応じて譲渡金が決まるが、25歳未満の選手が渡米しても大型契約が結べない。大谷は24歳の来オフまではマイナー契約となり、譲渡金は満額でも1億6000万円程度。旧制度を利用できる日本ハムは不利益を回避した形になった。

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