記録で見るア・リーグ優勝決定S サバシア好投 ジャッジは一発&2三振

[ 2017年10月17日 13:31 ]

好投したヤンキースのサバシア(AP)
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 ヤンキースがア・リーグ優勝決定シリーズで勝利を挙げたのは2010年10月20日のレンジャーズとの第5戦(7―2)以来、7年ぶり。そのときの勝利投手はこの日先発したCC・サバシア(37歳)だった。

 サバシアはアストロズ打線を6回を3安打無失点に抑えてポストシーズンでは5年ぶりの白星。インディアンズ時代を含めた通算では9勝目(5敗)を挙げた。

 打撃不振に陥っていたアーロン・ジャッジ(25歳)は4回に3ランを放って勝利に貢献。しかし2三振を喫しており、今ポストシーズンでは34打数で21三振となった。ポストシーズンの過去の最多三振は1995年のレジー・サンダース(当時レッズ)と、2011年のオースティン・ジャクソン(当時タイガース)の19。ジャッジはこれで単独最多の三振記録保持者となった。

 アストロズの今季の平均得点はリーグ1位の5・53。しかしア・リーグ優勝決定シリーズに入って得点は2→2→1と極端に減っている。

 3試合連続で2点以下だったのは9月10〜13日(アスレチックス、エンゼルス)の1回だけだが、同じ相手に記録したのはこの日が初めて。チーム打率は今季リーグ・トップ(・282)だったがヤンキースとの3試合では・169にまで低下しており、“湿った打線”が気になるところだ。

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