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【キヨシスタイル】CSは試合消化を大前提とした「特別ルール」をつくるべき

歴史的雨中の激戦から一夜明けた甲子園のグラウンドには大きな水たまりができていた
Photo By スポニチ

 球史に残る泥んこ試合となった15日のセ・リーグCSファーストS第2戦。最悪のコンディションでも集中力を切らさなかった選手、審判団、何度も砂を入れて懸命の整備をしてくれた阪神園芸さんには頭が下がる。

 でも、言わせてもらうよ。雨が降り続くのが分かっていながら、どうして試合を強行しなきゃならなかったのか。

 いけないのは「天候不順、災害等により、ファイナルS前日までに所定の試合数を消化できない場合は、その時点で勝ち星の多い球団が勝者。同数ならレギュラーシーズン上位を勝者とする」という決まりだ。

 もし1試合もできなかったら、2位が自動的にファイナルSに進出だって。そんなのあり?1年間必死に頑張って3位に入ったチームが何もしないで「下克上」のハシゴを外されるんだよ。

 「クライマックス」と銘打ちながら、「絶頂」「最高潮」の試合を提供しないなんてファンに対する裏切り行為。試合をして勝負を完結させないと、CS制度のあり方そのものが問われる。

 予期せぬ大災害はともかく、今年のような天候不順はあり得る。雨が続いた場合、屋外の球場を本拠地とする球団はどう備えればいいのか。みんなで知恵を出し合って考えようよ。

 たとえば6つあるドーム球場のどこか1つを押さえておくってのはどうかな。どのドームも本拠地球団が進出した場合に備えてCS期間は空けてあるはずだ。自分の球場で消化しきれない場合は借りておいたドームで、必要に応じてダブルヘッダーをやればいい。

 今回で言うと、14日の第1戦は普通にやれた。もし15、16日が2日連続で中止になっても、ファーストS期間最終日となる17日は京セラドームで開催。1試合で決まらない場合は、もう1試合やって決着をつけるんだ。

 こんな備えがあれば、泥んこ試合は回避できたんだ。

 実は所定の試合数が消化できなかった場合の決め事について今回初めて知った。監督のときもCSには縁がなかったからね。でも、知った以上は黙ってられない。CSは試合消化を大前提とした「特別ルール」をつくるべき。プロ野球はファンを消化不良にしちゃおしまいよ。 (本紙評論家・中畑 清)

[ 2017年10月17日 09:33 ]

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