サファテ、6連投覚悟「全く問題ない」18日開幕、楽天と決戦

[ 2017年10月17日 05:30 ]

キャッチボールするサファテ
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 6連投宣言だ――。ソフトバンクの守護神サファテが、楽天を相手に、18日に開幕するクライマックス・シリーズ(CS)ファイナルステージでフル回転する。

 「3試合(3連勝)で終わればいいけど、6連投になっても日本シリーズで6、7戦投げても、そのために1年間やってきたんだ。全く問題はないよ」

 チームは今季、パの全5球団に勝ち越したが、楽天は13勝12敗と最も競り合った相手。今季66試合でプロ野球新記録となる54セーブを挙げた守護神が最後のとりでとなる。シーズン中は登板間隔を考慮されながら最長3日連続登板が3回あった。ポストシーズンではリミッター解除する。「これまで制限したものは外します」と倉野投手統括コーチ。自己最長だった16年5月の5日連続登板さえ、塗り替える覚悟だ。

 それだけではない。「チームの勝利がすべて。メジャーでも(ポストシーズンは)クローザーが8回から出る。どんな時も出て行けるように準備はするよ」。今季はまだ2度しかない“回またぎ”の救援さえ、やり抜く覚悟だ。9月16日の西武戦でリーグ優勝を決めた後は6日間の「休暇」を与えられ、充電した。今度は余すことなく放電する。

 「(CS、日本シリーズで)あと7試合勝つ。(両方とも王手をかけた試合で)最後のアウトを取って、ビールかけをしたい」。どんな状況であれ、最終回のマウンドは譲らない。(福浦 健太郎)

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2017年10月17日のニュース