侍J高校代表、決起集会で一丸 清宮「いい雰囲気」 7日に豪州と激突

[ 2017年9月7日 10:27 ]

<侍ジャパン高校日本代表・練習>練習する清宮(左)と安田
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 U―18W杯(カナダ・サンダーベイ)でスーパーラウンド(R)進出を決めた侍ジャパン高校代表は6日(日本時間7日)、スーパーラウンドに向けて打撃練習など約2時間の練習を行った。

 今夏甲子園大会で1大会6本塁打の大会記録を更新するも、W杯ではここまで11打数1安打、打率・091と苦しむ中村にも柵越えが飛び出すなど復調気配。中村は「(ここまでの成績は)悔しいですね、正直。今日の柵越えは納得のいくような一本でした。大きいの狙っても仕方ないので、大事な場面で一本打てたら」とばん回を誓った。1次ラウンド最終戦・南アフリカ戦で高校通算110号となる今大会初本塁打が飛び出した清宮は4本の柵越えを放つなど好調をキープ。「昨日の(日本料理店で行った)決起集会の後からいい雰囲気で、きょうの練習に入れた。ずっと不調続きで、一本出たのは自分の中でホッとした。4番としても主将としても自信を持って、頼ってくれる存在になりたい」と悲願の世界一へ向けて力強く話した。

 また、この日で1次ラウンドの全ての試合が終了。A組の地元カナダが最終戦でニカラグアを15―3で下してスーパーR進出が決定。これにより1次ラウンドA組は1位韓国、2位カナダ、3位オーストラリアとなり、1次ラウンドB組2位の侍ジャパン高校代表は7日(日本時間同日午後10時半試合開始)の初戦でオーストラリアと対戦する。スーパーR第2戦がカナダ(日本時間9日午前6時開始)、第3戦で韓国(日本時間10日午前2時開始)と対戦することも決まった。

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2017年9月7日のニュース