イチロー、鮮やか中前打で王貞治氏超え 日米通算5863塁打に

[ 2017年9月7日 11:32 ]

ナ・リーグ   マーリンズ1―8ナショナルズ ( 2017年9月6日    マイアミ )

ナショナルズ戦の7回、代打で二ゴロに倒れたマーリンズのイチロー (AP)
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 マーリンズのイチローは6日、マイアミで行われたナショナルズ戦の5回に代打で登場し、中前打を放った。日米通算5863塁打とし、王貞治氏(巨人、現ソフトバンク球団会長)と並んでいた日本記録を更新した。守備には就かなかった。

 イチローは3点をリードされた5回1死無走者で代打で打席に立ち、フルカウントからの6球目を鮮やかに中前に弾き返した。この安打でイチローは日米通算5863塁打とし、王氏と並んでいた日本記録を更新した。

 また、今季のシーズン代打打席は94となり、メジャー記録に並んだ。代打安打は25で、シーズン代打安打のメジャー記録まであと3に迫った。

 同僚の田沢は0―6の7回に3番手で登板したが、本塁打を浴びて2回を2安打1失点、1三振。勝敗などは付かず、防御率は5・80となった。

 マーリンズは1―8で敗れ、4連敗となった。

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2017年9月7日のニュース