阪神・岩田 よう投げた 6回1/3無失点も3勝目スルリ…

[ 2017年9月7日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―4広島 ( 2017年9月6日    マツダ )

<広・神>6回、岩田は新井を空振り三振に斬り、こん身のガッツポーズ
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 文句なしの快投も白星には結びつかなかった。強力打線を相手に6回1/3を4安打無失点。先発の役割をしっかり果たした阪神・岩田は悲劇的な結末の後「しゃーないです」とだけ口にして帰路に就いた。

 3回まで毎回、安打で走者を出したものの、要所で粘った。ストレートの球威も十分でフォークの落ちも上々。初回2死二塁では松山を一ゴロ。3回1死一塁からは丸を中飛、再び松山を二ゴロに仕留めて中軸に仕事をさせなかった。

 「走者を出しながらも何とか粘ることができた。ゴロアウトを稼げたので、自分らしい投球ができたと思う」

 6回2死三塁のピンチも新井をフォークで空振りの三振。2―0の7回、先頭の安部から三振を奪ったところで桑原にバトンを渡した。ただ、3―0の8回にマテオが広島の驚異的な粘りを前に同点に追いつかれ、自身の今季3勝目は消滅。抜群の投球を見せながら、14年7月8日以来3年ぶりとなる広島戦勝利は、またしてもならなかった。

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2017年9月7日のニュース