東洋大 勝ち点1 4番の一打に指揮官喜び「負けて暗い夏休みを過ごさずにすんだよ」

[ 2017年9月7日 15:30 ]

東都大学野球秋季リーグ戦第1週第3日 3回戦   東洋大4―2日大 ( 2017年9月7日    神宮 )

 東洋大が開幕黒星から連勝で勝ち点1を挙げた。日大の拙攻にも助けられたが、この日も5回2死から登板した甲斐野央(ひろし)投手(3年)がロング救援。日大の反撃を1点に抑えて2勝目を挙げた。

 その中で高橋昭雄監督を喜ばせたのが4番の中川圭太内野手(3年)。1点リードの9回に左前タイムリーを放って甲斐野を援護した。

 「最後に中川が打ってくれたのが大きいね。内角を攻められたりしてたから、狙うか捨てるかどっちかにしろと言ったんです。勝ち点を挙げて中1週空くのは大きい。負けて暗い夏休みを過ごさずにすんだよ」報道陣を笑わせながら、中川の復調気配を喜んだ。

 侍ジャパン学生代表に選ばれ日米野球(米国)ユニバーシアード(台湾)とチームを離れた。特に台湾では食事が脂っこく「暑さもあって食べられなかった」と体調を崩した。それもこの一打で吹っ切れそうだ。「監督から期待されてるのは幸せ。僕が打てばチームに勢いがつくので、1週間空く間にもっと良くなるよう調整します」と明るく話した。

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2017年9月7日のニュース