楽天・銀次が抱く3・11への思い Vで東北にもう一度元気を

[ 2017年8月11日 09:20 ]

パ・リーグ   楽天4―3日本ハム ( 2017年8月10日    Kobo宮城 )

延長11回1死一、二塁、銀次が左中間にサヨナラ二塁打を放つ
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 ◎記者フリートーク

 東日本大震災から6年がたったが、被災地である岩手県出身の銀次は常に被災者の思いを背負っている。毎年、3月11日には必ず報道陣に囲まれる。オープン戦期間中の今季もそうだった。被災地復興への思いを問われると「今日だけじゃない。震災が起こってから毎日、被災地のことを思ってプレーしている」と力強く話した。

 世間では震災の話題も少なくなる一方だが、銀次の中で風化することはない。傷ついた故郷を元気づけるために、自分ができることはチームを優勝させることだと理解している。13年以来、4年ぶり日本一へ。選手会長がその先頭に立っている。(楽天担当・黒野 有仁)

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2017年8月11日のニュース