広陵 16安打10得点で初戦突破 中京大中京との伝統校対決制す

[ 2017年8月11日 11:05 ]

全国高校野球選手権大会4日目   広陵10―6中京大中京 ( 2017年8月11日    甲子園 )

<広陵・中京大中京>力投する広陵・平元
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 第99回全国高校野球選手権大会は11日に甲子園球場で大会4日目が行われ、第1試合は16安打10得点と打線が爆発した広陵(広島)が中京大中京(愛知)との伝統校対決を10―6で制し、2回戦進出を決めた。

 広陵は0―2とビハインドの6回に3番・中村のソロ本塁打など3得点で逆転。7回にも3得点を挙げてリードを広げると、8回は再び中村にこの日2本目となる2ランが飛び出し、ダメを押した。投げてはプロ注目の先発・平元が6回を投げて6安打8奪三振2失点。球数91球で見事に試合を作った。

 中京大中京は3回に1番・伊藤康のソロ本塁打と5番・諸橋の適時打内野安打で2点を先制。しかし、無失点投球を続けていた先発・磯村が6回に1死走者なしの場面で2番手・香村と交代。この継投が裏目となり、この回に逆転を許した。打線は終盤に4点を返す粘りを見せたが、大量失点が重くのしかかった。

 2本の本塁打で勝利に貢献した中村は「甲子園に来てから調子が上がっていたので、打てる気がした」と試合後にコメント。6回の一発は反撃の口火となったが、「流れが欲しかった。いい結果が出てよかった」と満足げに話した。

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2017年8月11日のニュース