前橋育英、左手首骨折の飯島「気持ちで打った」 ソロ含む3安打

[ 2017年8月9日 16:36 ]

第99回全国高校野球選手権大会2日目   前橋育英12―5山梨学院 ( 2017年8月9日    甲子園 )

<山梨学院大付・前橋育英>7回表無死、左中間にソロ本塁打を放ち、ガッツポーズを決める前橋育英・飯島
Photo By スポニチ

 第99回全国高校野球選手権大会は9日、甲子園球場で大会2日目が行われ、第3試合は前橋育英(群馬)が3本塁打含む9安打12得点の猛攻で山梨学院(山梨)に勝利。4年ぶりとなる初戦突破を果たした。

 試合後、荒井直樹監督は「去年は初戦負け。なんとか勝って校歌を歌いたいと思っていた」と安どの表情。チームは3本塁打含む9安打12得点を挙げ「相手投手の層は厚い。まさかこんなに点を取れるとは」と驚いた。

 この日は8盗塁をマーク。「簡単には点取れないと思っていたので、走塁を絡めて点を取ろうと話はしていた」と積極的に仕掛けた。主将で4番の飯島は左手首骨折を押して出場、7回にはソロが飛び出し「あの1点は大きかった。ケガをしていても4番に座ってくれることでチームも落ち着き、いい形になった」と称えた。

 飯島は3安打3打点の活躍。「気持ちで打った。ケガをしているので右手だけで押し込んだ。勝ててよかった」と7回の一発を振り返り、「守備がバタついたのでそこを改善したい」と次戦を見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年8月9日のニュース