西武 14連勝ならずも驚異の粘り!辻監督「あそこまでいったのは凄い」

[ 2017年8月5日 23:03 ]

パ・リーグ   西武7―8ソフトバンク ( 2017年8月5日    メットライフD )

<西・ソ>9回1死満塁、左前に同点適時打を放った山川はガッツポーズ
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 西武は57年以来60年ぶりの14連勝はならなかったが、その戦いぶりはファンの胸を打った。

 8、9回に6点差を追いつく驚異の粘り。延長戦の末に力尽きたが、辻監督は「(4点を奪った)9回は見事だった。あと一歩だったね。あそこまでいったのは凄い。ファンの力でつないでくれた」と選手を称えた。

 敗色濃厚の展開も、誰もあきらめなかった。1―7の8回に浅村の12号左越え2ランで反撃。9回も無死満塁で浅村が左前2点適時二塁打、山川も「ファンの方がああなって、ベンチも盛り上がって勢いに乗せてもらった」とサファテの158キロの直球をはじき返す左前2点適時打で同点に追いついた。

 試合後、浅村は「13連勝で止まったけどこういう戦いをすれば上も見えてくる」と言葉に力を込めた。赤い「炎獅子ユニホーム」で連勝は止まったが、西武の強さを証明した試合だった。

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