巨人 球団新5戦連続3発以上も…投手陣踏ん張れず今季50敗目

[ 2017年8月5日 06:10 ]

セ・リーグ   巨人5―6中日 ( 2017年8月4日    東京ドーム )

<巨・中>初回、陽は2試合連続先頭打者本塁打を放つ
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 打線は5試合連続の2桁安打で5得点。計4本塁打で球団新記録となる5試合連続3本塁打以上をマークしたが、延長10回の末に競り負けた。巨人・高橋監督は「こういう展開なのでね。(得点直後の失点は)今日だけじゃないけど、いつも思うようにはいかない」と悔しさをにじませた。

 初回、陽岱鋼が自身初となる2試合連続先頭打者本塁打を放ち先手を取った。7回にマギー、9回には代打・橋本到の今季1号ソロで追いつく粘りを見せたが、投手陣が踏ん張れなかった。最近4試合で19打数11安打の固め打ちを見せる1番打者は「負けて悔しいし、気持ちを切り替えて目の前の一試合一試合、力を合わせてやっていきたい」と空砲を悔やんだ。

 チームは5連勝後に2試合連続の逆転負けで今季50敗目。3位・DeNAとのゲーム差は5に広がり、借金は4になった。接戦をものにしなければ、勝率5割、Aクラス入りは見えてこない。 (川島 毅洋)

 ≪同一年に同一球団2人は初≫陽岱鋼(巨)が初の2戦連続初回先頭弾。2試合連続初回先頭打者本塁打は今季の長野(巨)に次ぎ史上34人目(40度目)、球団5人目(6度目)。同一年に延べ2人以上が2試合連続初回先頭弾は77年山下(大洋)、衣笠(広)、80年山崎(西)、福本(阪急)、真弓(神)、84年真弓(神=2度)、07年西岡(ロ)、高橋由(巨)以来5度目で同一球団の2人は初めてだ。なお、連続試合初回先頭打者本塁打のプロ野球記録は93年松永(神)の3試合。

 ≪5試合連続3本塁打以上は球団新≫巨人の本塁打は7月30日のDeNA戦から(3)(3)(3)(3)(4)。5試合連続3本塁打以上は過去4度の4試合を抜く球団新。

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2017年8月5日のニュース