ヤクルト今季12度目の零敗…真中監督「手の打ちようがない」

[ 2017年8月5日 17:49 ]

セ・リーグ   ヤクルト0―4阪神 ( 2017年8月5日    京セラD )

<神・ヤ>力投する小川
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 ヤクルトの小川は6回6安打4失点で5敗目を喫し、「先頭をきっち取るのが鉄則なのに意識してもそれが出来なかった」と反省した。

 1回2死から143キロの直球を福留に右翼席へ先制ソロを叩き込まれた。

 2回は先頭の中谷に左線二塁打を浴びると、坂本のニゴロで2点目を失った。さらに5回1死一、二塁の場面ではランエンドヒットを仕掛けられ、ロジャースに右越えの2点適時二塁打を許した。

 小川は「調子もそれほどよくなかった。変化球でかわす投球になっていた」と振り返った。伊藤投手コーチも「もったいないというか、不用意な球が多かった。球が高いから長打になる」と首をかしげた。

 前回7月29日の広島戦(マツダスタジアム)では6回を4安打1失点で先発復帰後の初勝利となる5勝目を挙げていたが、完全復活とはならなかった。

 打線も好投していた相手先発の秋山が3回途中に右太腿裏の張りで緊急降板したチャンスをものに出来ず、3安打で今季12度目の零敗を喫した。

 先発の秋山がアクシデントで降板した相手の窮地にも畳み掛けられず、真中監督は「手の打ちようがない」とため息交じりだった。

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2017年8月5日のニュース