【和歌山】智弁和歌山2年ぶり夏切符 9回ピンチしのいで歓喜

[ 2017年7月29日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権和歌山大会決勝   智弁和歌山3―2紀央館 ( 2017年7月28日 )

 智弁和歌山の4番・蔵野が7回1死二塁から左前決勝打を放ち、マスクをかぶっても2投手をリードし、2年ぶり22度目の頂点に立った。97年夏全国制覇を経験した元楽天・中谷仁コーチから抱擁され、「捕手は結果論で評価される。最後は1センチ、ボールの下を打たれていたらやられていましたけど…」と喜んだ。

 1点リードの9回1死、左腕・黒原が中前打を許すと高嶋仁監督に右腕・大崎への交代を進言。1死満塁とされたが、最後は遊直併殺で接戦を制した。指揮官も「最後はいかれたと思った。選手の運か僕の運か」と笑顔だった。

 ◆智弁和歌山 県内有数の進学校。OBに日本ハムの西川ら。

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