巨人・沢村 8月中にも復帰 シート登板で149キロ3K無安打

[ 2017年7月29日 06:05 ]

シート打撃に登板した沢村
Photo By スポニチ

 右肩痛で3軍調整中の巨人・沢村が、川崎市のジャイアンツ球場でシート打撃に登板した。打者に投げるのは、わずか1球で危険球退場になった3月4日の日本ハムとのオープン戦以来146日ぶり。最速は149キロを計測し、育成の打者6人に無安打3奪三振で回復ぶりをアピールし「ブルペンと同じ感覚だった。やるべきことをやるだけ」と話した。

 22球を投げ、3三振はいずれも空振り。3人目の松沢にはこの日の最速の149キロ直球でバットをへし折り、右飛に打ち取った。CS進出圏内に入るためにも元守護神への期待は大きく、視察した斎藤投手コーチは「腕が振れていた。試合で投げられる状態になりつつある」と評価。順調なら8月上旬に実戦復帰し、中旬の1軍合流を目指す。村田ヘッドコーチも「(1軍に)いるといないのでは大違い」と戦列復帰を待ち臨んだ。(重光 晋太郎)

続きを表示

2017年7月29日のニュース